一覧でつかむ:11種類はどう違うか

ぷりんと工房で扱っているプリントは、ナンプレ、お絵かきロジック、間違い探し、点つなぎ、迷路、ナンクロ、シークワーズ、カックロ、クロスワード、ぬりえ、学習プリントの11種類です。見た目も解き方もそれぞれ違うので、名前を並べただけでは違いがつかみにくいところがあります。

このページで比べる軸は「何をする紙か」です。数字を書く紙なのか、線を引く紙なのか、色を塗る紙なのか。言葉を知らないと始められない紙なのか、知らなくても始められる紙なのか。渡す前にどれだけ説明が要る紙なのか。この3つの軸で見ると、名前だけでは分からなかった向き不向きが見えてきます。

手の動きで分ける

まず、紙の上で実際に何をするかで分けます。

数字を書く紙はナンプレとカックロです。空いたマスに数字を書き込みます。ナンプレは同じ数字を同じ列・行・枠に入れないというルール、カックロは足し算の組み合わせを考えるルールで、書く動き自体は同じです。

マスを塗る紙はお絵かきロジックです。数字のヒントを読み解きながら、黒く塗るマスと空けるマスを決めていきます。

線を引く紙は点つなぎと迷路です。点つなぎは番号の順に線をつなぎ、迷路は入口から出口までの道をたどります。どちらも数字や記号を目で追いながら鉛筆を動かす紙です。

丸をつける・見つける紙は間違い探しとシークワーズです。間違い探しは2枚の絵を見比べて違う場所に丸をつけ、シークワーズはマスの中から言葉を探して丸で囲みます。

文字を書く紙はナンクロとクロスワードと学習プリントです。ナンクロとクロスワードはマスの中に文字を入れて言葉を完成させ、学習プリントは計算や言葉の問題に答えを書きます。

ぬりえは、線で区切られた面に色を塗る紙です。書く・引く・探すのどれとも違う動きになります。

言葉の知識が要るかどうかで分ける

次の軸は、日本語の言葉を知っている必要があるかどうかです。

ナンプレ、迷路、点つなぎ、間違い探し、お絵かきロジック、カックロは、言葉を知らなくても始められます。数字や図形だけで完結するので、言葉を思い出す作業に自信がない相手にも渡しやすい紙です。

ナンクロ、シークワーズ、クロスワード、学習プリントは、言葉の知識が要ります。ナンクロとクロスワードは語を完成させる紙、シークワーズは知っている単語を探す紙、学習プリントは漢字や計算の知識そのものを問う紙です。渡す相手が日本語の言葉にどれだけ親しんでいるかで、選ぶ紙が変わってきます。

説明の手間と1枚の分量感

初めて渡すときにどれだけ説明が要るかも、紙によって差があります。

間違い探し、点つなぎ、迷路は、渡してすぐに始められます。見て探す、番号を追う、道をたどるという動き自体が直感的で、ルールを言葉で説明する場面がほとんどありません。

ナンプレとお絵かきロジックは、最初に一言だけルールを添える紙です。ナンプレなら「同じ数字を同じ列・行・枠に入れない」、お絵かきロジックなら「数字の並びがそのまま塗る数と順番を表す」という一文で伝わります。

カックロ、ナンクロ、クロスワードは、渡す前にもう少し説明が要ります。足し算の組み合わせ方、数字と文字の対応、カギ文の読み方など、最初の1枚で手が止まりやすいところをひとこと添えてから渡すと進みやすくなります。

学習プリントは、扱う範囲によって説明の量が変わります。計算の紙は式の形を見ればすぐ分かりますが、言葉や漢字の紙は、対象の学年や範囲を先に伝えたほうが取りかかりやすくなります。

1枚にかける時間の感じ方も、種類によって違います。間違い探しや点つなぎ、迷路、ぬりえは、探す・たどる・塗るという単純な動きの繰り返しなので、短い区切りで終わる紙として使えます。ナンプレやカックロは、書き込む前に考える時間が入る分、1枚に向き合う時間が長くなりやすい紙です。ナンクロやシークワーズ、クロスワードは、盤面に入る語の数がそのまま分量感に直結します。語の数が多いほど、1枚を埋め切るまでの時間も延びます。学習プリントは、問題の数がそのまま分量になる、いちばん見積もりやすい紙です。

比較表

種類手の動き言葉の知識説明の手間
ナンプレ数字を書く不要一言(列・行・枠のルール)
お絵かきロジックマスを塗る不要(数字のみ)一言(数列の読み方)
間違い探し違いに丸をつける不要ほぼ不要
点つなぎ番号順に線を引く不要ほぼ不要
迷路道をたどって線を引く不要ほぼ不要
ナンクロマスに文字を書く必要数字と文字の対応を説明
シークワーズ言葉を探して丸をつける必要探し方を一言
カックロマスに数字を書く不要(計算のみ)組み合わせ方を説明
クロスワードマスに文字を書く必要カギ文の読み方を説明
ぬりえ色を塗る不要ほぼ不要
学習プリント問題に答えを書く必要範囲によって変わる

クロスワードとぬりえは、これから紙を用意していく種類です。表の内容は、渡すときに何をする紙になるかの説明として先に載せています。

場面別「迷ったらこれ」

1人でじっくり取り組む時間には、ナンプレやカックロが向いています。手を止めて考える時間が長い紙なので、周りに合わせず自分のペースで進められます。難易度をそろえて選びたいときは初級から超難問まで並んでいます。

複数人の卓を1枚ずつ回すレクの場面には、間違い探しや点つなぎ、迷路が向いています。説明にかかる時間が短いので、卓についた全員にほぼ同時に配り始められます。デイサービスの卓で難易度をやりくりしたいときはデイサービス向けナンプレ、季節や行事にあわせて選びたいときは介護レク向けナンプレも合わせて使えます。

子どもに渡すなら、迷路や点つなぎ、やさしいお絵かきロジックが取りかかりやすい紙です。線をたどる、番号を追うという動き自体が分かりやすく、長い説明をしなくても始められます。

初めてナンプレに触れる相手には、9×9をいきなり渡さず4×4のミニナンプレ6×6のミニナンプレから始める進め方が使えます。解き方そのものを詳しく伝えたいときはナンプレの解き方 基本テクニックにまとめています。ふだん9×9を解いている相手には、そのまま中級上級を渡して差し支えありません。

クロスワードとぬりえについて

この2種類は、ページの骨組みは用意していますが、配布できる紙をまだ作れていません。クロスワードは語を組む仕組み、ぬりえは線画そのものを検品する仕組みが要るため、他の9種類より準備に時間がかかっています。順を追って用意していく予定なので、それまでは表の内容を、選ぶときの参考として読んでください。問題や線画をどう作っているかは問題・線画の作り方にまとめています。配布や複製の範囲は利用規約を参照してください。